2018/11/24

【MTG アリーナ】攻略 初心者向け クリーチャーを召喚するタイミング



MTGではクリーチャーを召喚して戦うのが、基本的な戦術です。
しかし、なにも考えずに第1メインフェイズで召喚するよりも、クリーチャーの特性に合わせて召喚するタイミングを考えた方が勝率が高くなります。

この記事では、どのタイミングでクリーチャーを召喚すれば効率がよくなるか解説します。

基本の召喚タイミング

クリーチャーの召喚は、戦闘フェイズが終わった後の第2メインフェイズで行いましょう。

なぜなら、クリーチャーは召喚したターンでは、召喚酔いのため戦闘に参加できないからです。
戦闘に貢献できないクリーチャーを戦闘前に召喚するよりは、マナを残して戦闘に入った方が柔軟に対応できます。

ここで例をあげてみます。
4マナ使える状態で、自分の場に「ケンタウロスの狩猟者」が、手札には「逆毛の猪」と「剛力化」があります。
対戦相手の場には「司教の兵士」がいました。

第1メインフェイズで4マナを使い「逆毛の猪」を召喚します。
そして、戦闘フェイズで、「ケンタウロスの狩猟者」でアタックを行います。

すると、対戦相手が「司教の兵士」でブロックし、さらに「奨励」を使いました。
第1メインフェイズでクリーチャーを召喚した場合
マナがないので対処できず、「ケンタウロスの狩猟者」は死亡してしまいます。

それでは、第1メインフェイズでクリーチャーを召喚せずに戦闘を行いましょう。
さっきと同様に「司教の兵士」でブロックされ、「奨励」を使われましたが、マナがあるため、それに対応して「剛力化」を使えました。
第1メインフェイズでクリーチャーを召喚しなかった場合
すると、第2メインフェイズで「逆毛の猪」は召喚できなくなりましたが、戦場に「ケンタウロスの狩猟者」が残り、「司教の兵士が」いないという優勢な状態になりました。


手札にコンバットトリックに使えるインスタントカードがない場合はどうでしょうか?
その場合でも、第2メインフェイズで召喚しましょう。

相手はこちらがインスタントカードを持っていないことを知りません。
マナを残しておけば、コンバットトリックを警戒してブロックしないという可能性もあります。

あてが外れたとしても、第1メインフェイズでクリーチャーを召喚したのと同じ状況になるだけです。

というわけで、クリーチャー召喚は第2メインフェイズで行いましょう。

戦闘に貢献できる能力を持つクリーチャーの召喚

もちろん第2メインフェイズで召喚するのがいつも正しいわけではありません。
特に、戦闘に貢献できる能力を持ったクリーチャーの場合は、戦闘前の第1メインフェイズに召喚した方が有利になります。

速攻/Hasteを持つクリーチャー

「松明の急使」のような速攻を持つクリーチャーは召喚酔いにならず、召喚したターンで攻撃が可能です。

アタッカーが増えるので、召喚してそのまま攻撃が可能な状況なら第1メインフェイズに召喚しましょう。

ただし、速攻を持っているからといって、いつでも第1メインフェイズい召喚するわけではありません。

アタックしても一方的に打ち取られる場合など、召喚してもアタックできない状況なら、第1メインフェイズに召喚する意味はないので、マナを残して戦闘フェイズに移ります。

パワーやタフネスに修正を与えるクリーチャー

パワーやタフネスに修正を与えるクリーチャーはもちろん戦闘前に召喚しましょう。
「騎兵隊の教練官」「ゴブリンの損壊名手」「死の男爵」のようなクリーチャーです。
「死の男爵」は接死という戦闘に役立つ能力も付与します。
これらのクリーチャーの能力は戦闘に参加するクリーチャーのダメージを増やし、死ににくします。

ブロッカーを排除できるクリーチャー

戦闘前にブロッカーを排除できたならアタックを通せる場合、除去できる能力を持つクリーチャーが召喚できるなら、第1メインフェイズで召喚しましょう。
クリーチャーを破壊する、手札に戻す、タップするなどの能力です。

手札を増やせるクリーチャー

これらのクリーチャーは直接戦闘に役に立つわけではありません。
しかし、戦闘に役に立つカードを手に入れられる可能性があります。

戦闘で手に入ったカードを使うためには、マナが必要となるので、そのマナがない場合は、これらのクリーチャーは第2メインフェイズで召喚しましょう。
カードを引く能力や、墓地からカードを回収するカードなどがあります。

瞬速/Flashを持つクリーチャー

瞬速を持つクリーチャーはインスタントと同じように、自分のメインフェイズ以外でも唱えられます。

さまざまなタイミングで召喚できるので、扱いには少しテクニックが必要です。

瞬速以外にとくに能力を持たないクリーチャー

「雇われ刺客」のような瞬速以外に能力を持たないクリーチャーは相手のターンまで召喚を待つことで、選択肢を増やせます。

つまり、相手の呪文を打ち消すためのマナや、相手の戦闘フェイズで今場とトリックに使うためのマナを残しておくことができるのです。

また、戦闘フェイズのブロック時に奇襲的に召喚することで相手のクリーチャーを倒すこともできます。

雇われ刺客は3/2なのでパワーが1でタフネスが3までのクリーチャーなら一方的に打ち取れます。

自分の場にブロッカーがいない状況なら、パワー1のクリーチャーもアタックしてくるでしょう。対戦相手がそうしたなら、ブロックのタイミングで「雇われ刺客」を召喚し、ブロックしましょう。
ブロッカーの選択時に召喚してブロック

ブロックしてもこちらが一方的に打ち取られる場合は、まだ召喚を待ちましょう。
召喚するのは相手のターンの一番最後、自分のターンに移る直前です。

能力を持つ瞬速クリーチャー

瞬速持ちのクリーチャーは特殊な効果を持ったものもいます。


「夢呼びのセイレーン」はパーマネントをタップする能力を持ちます。

相手の戦闘フェイス前に召喚し、アタッカーを減らしたり、召喚直後のクリーチャーをタップすることで、次の自分のターンでブロックできないようにもできます。


「練達の魔術師、ナル・メハ」はインスタントやソーサリーがスタックにある状態で唱えると、その呪文をコピーします。

もちろん特殊な能力を持つ瞬速クリーチャーでも、アタッカーを打ち取るために使うこともできます。

まとめ

クリーチャー召喚は、そのターンの戦闘フェイズで役に立つかどうかで召喚タイミングが変わります。

瞬速持ちのクリーチャーはさらにタイミングが難しくなるのですが、基本的な考え方は、活躍できるぎりぎりまでマナを残しておくというものです。