【MTG アリーナ】攻略 初心者向け 呪文や能力が解決する順番
MTGでは呪文を唱えたり、クリーチャー能力を使っても、そのカードの効果がすぐに解決されるわけではありません。
効果が解決する前に複数の呪文が唱えられた場合や、カードの効果によって、クリーチャーの能力が発動した場合に、どのように効果が解決されるかを詳しく解説したいと思います。
そして、呪文や能力が使われなくなると、スタックに最後に乗せられたものから順番に解決されていきます。
一度スタック上に能力が乗ると、その能力を発動したクリーチャーなどを除去したとしても、能力の発動を止めることはできません。
そのままでは「ケンタウルスの狩猟者」が除去されてしまうので、「ケンタウロスの狩猟者」を対象に「剛力化」を唱えます。すると、スタック上にある「稲妻の一撃」の効果の上に「剛力化」の効果が乗ります。
そして、スタックの効果を解決していきます。効果の解決はスタックに後から乗ったものから解決するので、この場合は剛力化を先に解決します。
剛力化で+4/+4の修正を受けた「ケンタウルスの狩猟者」は7/7となり、「稲妻の一撃」の3ダメージでは除去できなくなりました。
対戦相手が「剛力化」で「ケンタウルスの狩猟者」が強くなる前に除去するため、「稲妻の一撃」を唱えました。
スタック上には「剛力化」「稲妻の一撃」が乗っています。
スタックの効果を解決していきましょう。
今度は「稲妻の一撃」が先に解決されます。
3ダメージを受けて「ケンタウルスの狩猟者」は死亡します。
そして、剛力化は対象がいなくなり無効になります。
インスタント呪文やクリーチャーの能力を使う場合、相手の行動に対応して使うということが多くなります。
これらのテクニックを駆使してさらにMTGアリーナを楽しんでくださいね。
効果が解決する前に複数の呪文が唱えられた場合や、カードの効果によって、クリーチャーの能力が発動した場合に、どのように効果が解決されるかを詳しく解説したいと思います。
使った呪文やクリーチャー能力は解決前にどうなるか
MTGでは呪文や能力を使った後、即座に効果が解決されるわけではないのですが、ではその効果はどうなるのでしょうか?
結論から言うと、使われた呪文や能力はいったんスタックという領域に置かれます。
スタックに置かれた呪文や能力は解決を待ちます。解決待ち中に他の呪文や能力が使われたなら、スタック上に複数の呪文や能力が重なります。
スタックに置かれた呪文や能力は解決を待ちます。解決待ち中に他の呪文や能力が使われたなら、スタック上に複数の呪文や能力が重なります。
そして、呪文や能力が使われなくなると、スタックに最後に乗せられたものから順番に解決されていきます。
一度スタック上に能力が乗ると、その能力を発動したクリーチャーなどを除去したとしても、能力の発動を止めることはできません。
解決の順番による結果の違い
呪文や能力は解決する順番によって、結果は変わります。
ここで例をあげて説明します。
例では3/3のクリーチャーである「ケンタウルスの狩猟者」を対象に、3ダメージを与える「稲妻の一撃」、クリーチャーに+4/+4の修正を与える「剛力化」を唱えた状況を使って説明します。
先に稲妻の一撃が唱えられた場合
場に「ケンタウルスの狩猟者」がいます。「ケンタウルスの狩猟者」を対象に「稲妻の一撃」が唱えられました。そのままでは「ケンタウルスの狩猟者」が除去されてしまうので、「ケンタウロスの狩猟者」を対象に「剛力化」を唱えます。すると、スタック上にある「稲妻の一撃」の効果の上に「剛力化」の効果が乗ります。
そして、スタックの効果を解決していきます。効果の解決はスタックに後から乗ったものから解決するので、この場合は剛力化を先に解決します。
剛力化で+4/+4の修正を受けた「ケンタウルスの狩猟者」は7/7となり、「稲妻の一撃」の3ダメージでは除去できなくなりました。
先に剛力化が唱えられた場合
今度は先に剛力化を唱えてみます。
場の「ケンタウルスの狩猟者」を対象に剛力化を唱えます。
対戦相手が「剛力化」で「ケンタウルスの狩猟者」が強くなる前に除去するため、「稲妻の一撃」を唱えました。
スタック上には「剛力化」「稲妻の一撃」が乗っています。
スタックの効果を解決していきましょう。
今度は「稲妻の一撃」が先に解決されます。
3ダメージを受けて「ケンタウルスの狩猟者」は死亡します。
そして、剛力化は対象がいなくなり無効になります。
呪文の解決前に対象が不正になった場合
呪文を唱えてから、効果解決までに別の呪文が解決するということは、唱えた時は適正な対象だったとしても、解決時には不正な対象となっている場合があります。
呪文の解決時に対象が不正になっている場合、呪文の効果は解決されずなにもおこらないようになります。
呪文の解決時に対象が不正になっている場合、呪文の効果は解決されずなにもおこらないようになります。
対象がいなくなる
「ケンタウルスの狩猟者」が「稲妻の一撃」の対象にされました。
このままでは「ケンタウルスの狩猟者」が死亡してしまうため、「分散」を「ケンタウロスの狩猟者」に使って手札に戻しました。
この場合、「ケンタウロスの狩猟者」が手札に戻り、戦場からいなくなるため、「稲妻の一撃」は対象がいなくなります。そうすると「稲妻の一撃」の効果は発動しません。
このままでは「ケンタウルスの狩猟者」が死亡してしまうため、「分散」を「ケンタウロスの狩猟者」に使って手札に戻しました。
この場合、「ケンタウロスの狩猟者」が手札に戻り、戦場からいなくなるため、「稲妻の一撃」は対象がいなくなります。そうすると「稲妻の一撃」の効果は発動しません。
対象に呪禁がつく
呪禁/Hexproofとは呪文や能力の対象とならない能力のことです。
また、「ケンタウロスの狩猟者」が「稲妻の一撃」の対象にされました。今度は「潜水」を使います。
「稲妻の一撃」の解決時には「ケンタウロスの狩猟者」に呪禁が付与されています。
呪禁は対象にできないので、「稲妻の一撃」の対象としては不正です。そのため、「稲妻の一撃」は3ダメージを与えることもなくスタックからなくなります。
スタックに乗った能力は使ったクリーチャーを除去しても残ったまま
クリーチャーが能力を発動した後に、クリーチャーを破壊したとしても、能力はスタックに残り解決を待ちます。
「願いのジン」が能力を発動し、ライブラリの一番上のカードを使おうとします。
あわてて、「殺害」を「願いのジン」に使いました。
「願いのジン」は破壊されますが、使われた能力はスタックに残ったままになるので、ライブラリの一番上のカードはプレイされてしまいます。
スタック上の呪文や能力を対象にするカード
スタック上のものを対象にするカードもあります。
クリーチャーやプレイヤーではなく、呪文や能力を対象にするカードです。
上記のカードはスタック上の呪文や能力を対象にし、打ち消したり、コピーしたりできます。
スタックに乗らない能力
常に発動している能力やマナ能力などはスタックには乗りません。
上記の「セラの天使」の飛行、警戒能力や「ベナリアの軍司令」の+1/+1の修正を与える能力のように常に発動しているものや、「ラノワールのエルフ」のマナを加える能力はスタックに乗りません。
まとめ
スタックで一番重要なのは後に使った呪文や能力ほど先に発動されるという部分です。インスタント呪文やクリーチャーの能力を使う場合、相手の行動に対応して使うということが多くなります。
これらのテクニックを駆使してさらにMTGアリーナを楽しんでくださいね。
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