2019/08/07

【Oxygen Not Included】過酷な環境でのコロニー作りシミュレーション





今回の記事では、コロニー運営ゲームの【Oxygen Not Included】の紹介を行います。

ゲーム概要

ゲームは惑星内のなにもない小さな空間から始まります。
惑星の環境はかなり過酷で、酸素ですら貴重な資源です。

プレイヤーは住人達に指示を出し、コロニーが崩壊しないように、コロニーを管理し、発展させていかなければなりません。

住人達が暮らすには、衣食住を用意するだけではなく、気体、液体、温度、さらには病原菌までコントロールする必要があります。

コロニーの住人

コロニーに住むのはクローン人間です。ゲーム開始時には3人、ゲーム内の一定時間ごとに1人ずつ増やせます。
クローン人間

プレイヤーは直接コロニーを触ることはできず、コロニーの管理は彼らに指示を出すことで行います。

クローン人間も普通の人間と同じように、お腹はすきますし、呼吸をしますし、トイレにも行きます。彼らが快適に暮らせる環境を上手く作らなければ、コロニーは崩壊してしまいます。
住居

惑星の資源

コロニーが作られる惑星には様々な資源があります。資源には固体だけでなく、液体や気体もあります。

固体なら掘るだけで持ち運びできるようになりますが、液体や気体を持ち運びするには、ボトルの中に入れたり、ポンプを使って吸い出す必要があります。
惑星を掘る

水をくむ

気体の中でも重要なのは酸素です。酸素がなければクローン達は生きていけません。


惑星内のほとんどの部分では酸素がないので、酸素を作ったり、酸素以外の気体を処理しなければなりません。

資源の循環

このゲームのほとんどの施設では資源を消費して終わりではありません。施設を稼働させたことによる副産物が発生します。

野営トイレを使えば汚れた土が発生し、シャワーや水洗トイレなどを使ったなら汚れた水が出ます。

石炭で発電を行えば、二酸化炭素が発生し、温度があがり、水を電気分解すれば、酸素だけではなく、水素も発生してしまいます。

施設を稼働させるには、その副産物をどう扱うかも考えておく必要があります。

さらなる発展

ゲームには様々なテクノロジーがあり、研究することで、より高度な施設を建設できるようになります。

研究をすすめて、より過酷な環境に耐えられるようになれば、マップの端までたどり着けます。

マップの下にはマグマや石油があります。


そして、マップの上には宇宙空間があります。


コロニー開発を進めたなら、宇宙にロケットを作ることもできるようになるでしょう。

感想

このゲームは通常のコロニー運営ゲームでは考えなくてもいいような、細かな環境についても考える必要があり、難易度は高く、うまく進めるにはある程度の経験が必要です。

しかし、うまく施設を稼働させ、コロニーが運営できるとたまらない快感があります。

ワークショップからインストールするだけで、日本語化も簡単にできるので、シミュレーションゲームが好きな人にはぜひ遊んでもらいたいです。

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