【The Outer Worlds】プレイ日記 その11
ユードムのオフィス
ユードムのオフィスは病院のすぐ近くにあった。部屋の中央にユードム・ベッドフォードが座っている。
「君がアンリライアブルの船長だな…かつてアレックス・ホーソーンが指揮していた船だ。そして君は彼ではない。私が大いに気に入っていたむさ苦しいフリーランサーに何かあったのかね?」
ユードムはホーソーンと顔見知りだったのか。本物の船長じゃないことがばれてるが、不利益が起きないことを祈ろう。
「アレックスは死んだよ。」
「ああ、そんな悲しいことが!わが友アレックス!」
「なぜ俺の船を没収した?」
「私が没収したのはアレックスの船だ。君のではない。」
「船のロックは外してもらえるのか?」
「よし、船からロックを外したぞ。手間をかけたことを心から詫びるよ。だが聞きたいことがある。アレックスはフィニアス・ウェルズの居場所を教えてくれると約束した。彼はウェルズの居場所を言っていたかね?」
「なぜ俺がウェルズについて知っていると思ったんだ?」
「アレックスは知っていると言っていた。そして君は彼の船を持っている。アレックスはなんらかの記録を残していただろう。あるいはベッド脇のテーブルにメモなどはなかったか?」
「あいにく、フィニアス・ウェルズについては何も知らない。」
「それはなんとも…残念な知らせだ。」
船についてはこれで解決だ。次はジェシーのことだな。
「ところで、ジェシー・ドイルの負債を清算したいんだが。」
「ドイルさんは評議会に多額の負債がある。悲しいことに、彼女の担保は臓器しかない。」
「彼女は生きていた方が有益な存在だ。奉公契約を結ばせればいいだろう。」
「それで、彼女が君の交渉条件に同意するという保証はどこにあるのかね?」
「俺の見る限り、彼女に選択の余地はない。」
「なるほど、私も同感だ。債権回収業者は呼び戻すとしよう。ドイルさんには最初の仕事のためにすぐにここに来るように伝えてほしい。」
よし、すぐにジェシーを呼びに行くとしよう。
病院
病院に着くとジェシーとエリーが受付の前で待っていた。
二人に近づくとエリーが話しかけてきた。
「無線でいい知らせが来たわ。あなたがあたしの借りをジェシーに返してくれたようだね。今度はあなたに借りができたわ。私は腕のいい解体屋で医者なのよ。衛生兵をさがしているのなら、仕事で借りを返すっていうのはどうかしら。」
「歓迎するよ、エリー。」
エリーが仲間になってくれるようだ。停泊している船で待っていてもらおう。
ジェシーとも話をする。
「ユードムから伝言があったわ。どうやら私、今は評議会と契約したことになってるみたい。泣きわめいて死ぬよりマシよね。助かったわ。」
「ああ、じゃあ俺は行くよ。」
闇市商人グラディス
これでトラブルは解決した。次は当初の目的通り、ステラーベイのナビキーを手に入れる。
ナビキーを持っている商人に会いに行こう。
闇市商人グラディスはグラウンドブレーカー内のホテルの一室にいた。周りには護衛が何人かいる。力ずくでナビキーを奪うのはやめておこう。
「フィニアスに紹介してもらった。ステラーベイのナビキーをあんたが売ってくれると言っていた。」
「ステラーベイが評議会をコケにしてからというもの、ナビキーは違法中の違法になってしまったのよ。その取引について話しているだけで、あなたも私も宇宙空間に放り出されるわ。幸いなことに、グラウンドブレーカーは自由港なの。つまり評議会の統制からは外れている…今のところはね。いま私が持っているナビキーは1個だけ。値段は10000ビットよ。」
かなり高い。しかしぎりぎり手持ちが足りているようだ。
「わかった。支払おう。」
「大事にするのよ。ナビキーは手に入れるのが難しいから。」
大金を支払ったがグラウンドブレーカーでの目的の1つが達成できた。
あとは、マックス牧師のためにグラウンドブレーカーの到着、発進との乗客名簿を手に入れなければ。
乗客名簿は、グラウンドブレーカーのセキュリティの詰め所にある端末に入っているようだ。
詰め所
詰め所の端末がつかえないか兵士と話してみる。
「詰め所の中に入れないか?」
「人をそう簡単に入れるわけにはいきませんよ。賞金稼ぎをしてサニータ司令官と仲良くなるか、テニソン所長の修理を手伝うとかすれば、入れてもらえるかもしれませんが。」
ちょうど隣にサニータ司令がいる。賞金首のことについて尋ねてみることにした。
「今はどんな懸賞金事案があるんだ?」
「グンナー・マクレッド船長に賞金がかけられている。最新の情報によると、バックベイにいるかもしれないわ。」
「仕事を受けよう。」
「あんたの他にも6人の懸賞金狙いがいる。誰かがマクレッドの首を持ってくるのも時間の問題よ。首じゃなくて彼のお守りのライターでもいいけど。」
テニソン所長
サニータ司令官から賞金首の情報を手に入れたので、次にテニソン所長の元へと向かった。
テニソンはグラウンドブレーカーの先端部分のブリッジに居た。
ブリッジにはかなりの暑さで陽炎が発生し、あたりがゆがんで見える。
「ジュンレイ・テニソンよ。ここの艦長だけど、仲間には所長と呼んでもらってる。」
「おれはアンリライアブルの艦長だ。ここの暑さはどうなってるんだ?」
「グラウンドブレーカーのラジエーターの部品を交換しないといけないの。今現在、超高熱の空気を艦内に排出し続けているのよ。」
「どうしてまだ直っていないんだ?」
「新しい部品を扱えるのは評議会だけなの。でも彼らによって閑職に追い込まれるのは御免よ。私が評議会に譲歩するたびに、グラウンドブレーカーは自由を失ってしまうの。自由が一切残らなくなるのも時間の問題になる。でもラジエーターを元に戻さないとグラウンドブレーカーも艦内の全員も、生きたまま焼け死んでしまうわ。」
「解決するには委託業者が必要になるはずだ。俺ならお手頃価格で雇えるぞ。」
「それはいい知らせだわ。祖母の古い設計図によれば、必要な部品はバックベイにあるらしいわ。バックベイは下甲板にあるわ。長らく放置されていて、今では悪党の巣窟になってる。」
「わかった。バックベイから必要な部品を取ってきてやる。」
バックベイには賞金首もいるはずだ。ラジエーター部品のついでに探してみよう。
【The Outer Worlds】記事一覧
【The Outer Worlds】プレイ日記 その12
ブリッジを出てすぐにあるエレベーターへと乗り、バックベイへと降りていく。 バックベイには大勢のアウトローたちと、死体が転がっていた。 アウトローのリーダーは賞金首のマクレッド船長のようだ。 マクレッドは大きな火炎放射器を構えている。
【The Outer Worlds】プレイ日記 その10
アンリアライブがグラウンドブレーカーに到着した。 パールヴァティとマックス牧師と共に船を降りる。 グラウンドブレーカーはとても大きな船だ。もともとはコロニー船で、現在はハルシオン星系のサービスセンターとして機能している。 貨物線などがここで配送や集荷を行うのだ。