【Slay the Spire】ダンジョンに潜りながらデッキ構築を行うカードゲーム
今回の記事では、デッキ構築のローグタイプカードゲーム【Slay the Spire】の紹介を行います。
MTGや遊戯王のようなTCGのように、ゲーム前にデッキを構築するのではなく、カード集めてデッキを作る部分もゲームプレイの一部として作られているゲームです。
ゲーム概要
ゲームの目的はダンジョンの奥にいるボスを倒すことです。戦闘はカードゲームなのですが、ゲーム中に集めたカードがそのままデッキとして使われます。
ゲームサイクル自体は単純で
- ダンジョンを進む
- イベント発生
をダンジョンの奥にたどり着くまで繰り返すだけです。
イベントやイベントで獲得できるアイテムやカードはランダムになっています。
キャラクター選択
ダンジョンに潜る前にキャラクターを選択します。
キャラクターによって、手に入るカードが変わります。また、初期アイテムもそれぞれのキャラクターによって異なります。
選べるキャラクターは3種類。
カード1枚のダメージやブロックが大きめのアイアンクラッド。
1ターンにたくさんのカードを使いやすいサイレント
毎ターンオーブという、ダメージやブロックなどの効果を発揮する物体を扱えるディフェクト
イメージとしては、アイアンクラッドが戦士、サイレントが盗賊、ディフェクトが魔法使いのようなイメージです。
ダンジョン侵攻
ダンジョンのマップはイベントマスをつないで構成されています。
どのマスでどんなイベントが起きるかというのはだいたい事前にわかります。
戦闘
敵、エリート、そして一部の未知マスで戦闘が発生します。
戦闘では毎ターン、山札から5枚のカードが手札になり、3エナジーが与えられます。エナジーや手札が許す限りカードを使い、これ以上カードを使いたくなかったり、使えるカードがなくなったりしたならターン終了を行います。
使ったカードやターン終了時に手札に残ったカードは捨て札になります。山札のカードがすべてなくなれば、捨て札がまた山札に戻ります。
すべての敵のHPを0にすれば、戦闘終了です。
カードやアイテムの入手
戦闘に勝利すれば、3枚カードが提示されます。そのうち一枚をデッキに加えられます。必要のないカードなら加えなくてもかまいません。
他にもカードは、お店での購入や、未知のイベントで入手できます。
アイテムは所持していれば、常に効果を発揮するレリックと、使い捨てのポーションがあります。
レリックは財宝のマス、ボス戦で勝利後、ショップでの購入、未知マスのイベントで入手できます。
ポーションは戦闘後時々手に入り、ショップでの購入も行えます。
感想
マップと戦闘を繰り返すだけの単純な作りなのですが、デッキ構築と戦闘はなかなか奥が深く繰り返しプレイしても飽きにくいです。
キャラクターもそれぞれの特徴があり、強いデッキの方向性がそれぞれ別になるようデザインされています。
また、steam版だけですが、steamのworkshopからダウンロードするだけで、ユーザーが独自に作った新しいキャラクター、カード、アイテムで遊べます。すでに結構な数の登録が行われていて、こちらもオリジナルのキャラクター達とはまた違った感覚で遊べます。
ただ、workshopのデータは英語のデータが多いという欠点はあります。
カードゲーム好きにはおすすめできる【Slay the Spire】遊んでみてはいかがでしょうか。
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